左ハンドルの役割
左ハンドル側のスイッチ類
ハンドル左側にあるスイッチ類ですが上からヘッドライトの上下を切り替えられるスイッチがあります。俗にいう「ハイビーム」&「ロービーム」です。続けてその下にある黄色いボタンがホーンボタンです。そして一番下の黒いボタン…ではなくレバーはチョークレバーと言います。カブのチョークは、レバーを操作すると「バタフライバルブ」という円盤が回転して、キャブの空気の通路を塞ぐ構造になっています。なので寒い季節やエンジンが冷えている時、吸い込む空気に対して多めの燃料を供給しないとエンジンは始動しないのです。その為の始動装置としてチョークが装備されているのです。
手順
①チョークレバーを操作する。
②スロットルを開け、開度を調整しながらキックをして、エンジンをかけます。
③エンジンがかかったら、スロットルで回転を調整しながら暖機をします。
④エンジンが暖まってきたらチョークを戻し、スロットルをコントロールしながら回転を維持し、全閉でもアイドリングするようになればチョークの出番は終了となります。